【男が惚れる男】損得感情なしでついていきたくなる先輩

私には起業家の先輩がいるのですが、その先輩が『いざ起業するぞ!』というとき、光栄なことにお声がかかった頃の話です。

起業する段階だったので保証はなくもちろん給料的なものもありませんでしたが、私はそれよりも頼りにされていることに感謝し、二つ返事で手伝わさせていただくことがありました。

その先輩は私と違い学力も高く、羨ましいことに顔もイケメンでいて清潔感もあり、さらに相手の気持ちを考えながら会話をすることができる、男としてというよりも人間として素晴らしい人でした。

そんな先輩からのお誘いだったので断る理由はありませんでした。起業した会社の業種はITに関するものでした。当時(今もですが)パソコンのスキルなどほぼなかった私ですが、猿にでもわかるのではないかという教え方で私を成長させてくれました。とても感謝しています。そんな先輩がとてもかっこよく見えて『いつか私もこういう人間になりたい』と思うようになっていきました。

しかし、もともとの脳みそのスペックがその先輩とはかけはなれているので、もちろんなれるわけはないのですが、少しでも近づく努力をしました。

これは周囲の人から一目置かれるようなタイプの人の共通点ともいえると思いますが、他人を見下したり、他人の悪口など言ったりすることは一切ないのです。しかも、それだけではなく他人の良いところをどんどん引き延ばそうとしてくれるところも非常に魅力的でした。その先輩からネガティブな言葉を聞いた記憶はまったくありません。

先輩は間違いなく出世するのだろうなと、私なりに感じていました。どうしても先輩のような存在になりたかった私は、先輩の真似をすることから始めてみました。

正直なところ私はできた人間ではないので、気の知れた友人の前ではいろんなことに対して愚痴を言ったりしていました。しかし、それもやめようと思いました。そして先輩の真似をしようとしているうちに何かを発言する前に『こんな時に先輩だったらなんていうのかな』という風に物事を考えて発言できるようになっていきました。

それまでの私は最悪な人間で思ったことをなんでも口にしてしまう傾向があったのです。正直、真似したかいがあったなと思いました。実際に自分の持って生まれた性格を根本から変えることなどできないと思っていますが、真似をして演じることはできなくはないのだと思いました。よく考える前に口から出てしまって言葉を吟味するようなったので、これまでであれば、私の言葉によって周りの空気が悪くなってしまうような場面も、確実に減ったと思います。

しかし前述した通り持って生まれた性格は変わらなかったのでしょうか、だんだんと真似をして演じている自分がとても疲れてきていることに気づいてしまいました。そして気が付けばいつの間にかもともとの自分に戻っていっていました。先輩は演じていたのではなく生まれ持った性格がそういう人なんだと改めて尊敬の念をいだきました。

先輩が起業してから3年ほどたちましたが、今ではその会社も年商10億円くらいになっていました。これは私が先輩のもとから離れて久々に先輩の名前でググった時に知った事実です。できる人は生まれつき何かが違うのだとつくづく思いました。

(36歳・男性・在宅ワーカー)

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