ガリガリ男子が太るためにプロテインは本当に必要なのか!?

■太るための最初の一歩はプロテインではなく、食事の量と質の見直しから

ただプロテインを飲んだだけでは何も変わらない

ガリガリ男子が健康的に太るためには筋トレが必須だ。詳細は、関連記事に記してある。ぜひご覧頂きたい。

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 ガリガリ男子が太るために筋トレが必須なわけ

 

筋トレといえば、プロテインというイメージを持つ読者も多いだろう。あなたはどうだろうか。僕自身、筋トレをはじめたとき、いや「太りたい」と真剣に思って、行動を開始した時、やはりプロテインの使用を考えた。世の中には、いろんなニーズに応える商品があって、すぐに目についたのが体重増(Weight Up)用のプロテインだ。

 

実際に試してみたのが「ザバス」の「ウェイトアップ」という商品。ドラッグストアなどでも置いてある手軽に手に入るプロテインの1つだろう。目にしたことがある読者も多いのではないだろうか。

 

ただし、ガリガリ男子のプロテインの導入は少し考えてからの方が良い。というのも、プロテインには様々な種類がある。成分や飲み方、飲むタイミングなど、ある程度計算して使わなければ、良い成果につながらない場合もある。

 

少なくとも僕はただプロテインを飲んだだけでは、たいして変化しなかった。むしろ、粉末状のプロテインを牛乳で溶かして飲んでいたのだが、味ものど越しも、飲んだ後のおなかの具合も、あまり良い状態とはいえなかった。太るためとはいえ、あの液体を一気に飲むのは、本当に辛かった。

 

もちろん何度か飲んでいるうちに慣れては来るのだが、それでも、筋トレなどのトレーニング自体が十分にできていない場合や腸内環境の改善も同時に行っていなければ、けっこうな負担になる。ガリガリ男子の胃腸で、あの液体を十分に受け止めるのが至難の業だ。

 

詳細は、以下の記事にゆずるが、とにかくガリガリ男子が、たいしてトレーニングをしていない段階で、あるいは、トレーニングはしていても、まだそれほどハードにはトレーニングをしていない段階で、体重増の目的に真っ先にプロテインに飛び付くのはあまりおすすめできない。

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 ガリガリ男子がプロテインを飲むときに注意すべきこととは

 

プロテインはあくまでたんぱく質補助食品

プロテインは、あくまでもたんぱく質を中心とした、栄養補助食品と考えておこう。これを飲めば、スポーツ選手あるいはボディービルダーのような筋肉質な体になれると思ったら大間違いだ。ハードな筋トレののち、効率的・効果的に筋肉を発達させる補助として活用することに意味がある。

 

本来、体を作るのは日々の食事である。栄養バランスを考え、1日の消費カロリーよりも多くカロリーを摂取してはじめて体重は増えるのだ。食事では補えない、または、それ以上にハードは筋トレをこなし筋肉を爆発的に増強したい場合に、プロテインなどのたんぱく質補助食品は有効にはたらく。

 

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 太りたいガリガリ男子が健康的に太るための方法

 

単に食べる量や質に問題があるガリガリ男子も多い

ガリガリ男子の場合、そもそも食事の量や回数、質が悪かっただけという人も案外多く、いま一度ふだんの自分の食事を見直してみることが大切だ。

 

間食のおかしでお腹がいっぱいになっていないだろうか。偏食になっていないだろうか。何となく食べるタイミングを逃してしまうことが多くないだろうか。消費カロリー以上にカロリーが摂取できているだろうか。

 

その点が改善でき、1日の消費カロリー以上にカロリーを摂取する食事ができて、かつ、たんぱく質も十分に摂れていればひとまずは問題ない。まずは第1ステップクリアだ。

 

ちなみに、たんぱく質は1日あたり、体重×1.2~1.7g程度が目安となる。もちろん、運動やトレーニングの程度によって変わるのだが、筋肉量を増やしながら体重を増やそうとするガリガリ男子は最低でも体重×1.5gくらいは摂りたい。

 

日々の食事のたんぱく質量など計算している人は多くないかもしれない。それ以前に、そもそも目の前の食材の栄養成分がどういったものか明確に数値で知っているという人も、専門家でない限り、そう多くはないだろう。

 

だから、最初から数字はそれほど意識しなくても良いだろう。まずは意識して「今までよりも多く」食べることを意識することからはじめよう。

 

徐々に、周囲の同年代の男子と同等の量を日常的に食べている状態になったら、細かな栄養素を運動やトレーニングの状況に合わせて調整すればよいだろう。何はともあれ、少食だと自覚している人、あるいは、周囲の人に「小食だね」と言われる人は、まずは量を意識するのが第一だ。

 

栄養バランスとしては、いわゆる三大大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)+ビタミン・ミネラルが摂れているかどうかくらい、おおざっぱなもので良いので意識しておこう。現代人は、糖質過多になり勝ちなので、たんぱく質やビタミン類をより意識して食べるようにするだけでも全然違う結果になるだろう。

 

 

■食べ物の栄養価が低下している!?

ただし、日々の食事を見直したとしても、実は、そこにも少々落とし穴がある。これはガリガリ男子だけでなく、その他の人にも重要なことなので、周りの健康に気をつかっている人にもぜひ教えてあげてほしい。

 

というのは、一見バランスよく食事をしていたとしても、もしかしたら、それだけでは、健康的な体を作り、維持することは難しいかもしれないからだ。

 

糖質過多・たんぱく質、ビタミン、ミネラルの不足

現代人の食生活は、何といっても糖質過多な状態にあることが多い。三大栄養素でいえば、たんぱく質が不足しがちな状態だ。もっといえば、ビタミン・ミネラルが不足している人が多い。

 

身のまわりの食べ物を見て頂ければわかると思うが、ぱっと目につく食品の多くは、炭水化物かまたは炭水化物も含まれたものだ。スイーツやお菓子類もけっこうな割合で糖質が含まれている。

 

食生活自体がそもそも糖質過多な状態なのだが、それと連動して、食べ物自体の栄養価も下がってきていると言われている。以前と変わらない量のサラダを食べても、栄養素の量が減ってしまっていれば、それ以上の量を食べなければ十分な栄養が摂取できなくなっているのだ。

 

量、栄養バランスなどを考え、その点は十分な食事をしていても、栄養素という観点では、不十分な場合が出てきてしまっているということだ。

 

その場合に有効なのがサプリメントだ。プロテインもサプリメントと考えて日々の食事と運動のバランス(摂取カロリーと消費カロリー)から導入を検討するのが良い。

 

プロテイン・サプリメントを買う前に必ず成分表を確認せよ!

サプリメントも様々な種類のものが市販されている。こちらも成分表等をしっかり見て、必要な栄養素がどれだけ摂取できるのか、また、コストはどれくらいなのか、余計な添加物等がどれだけ入っているのか、そのあたりを注意深く見て選ぶと良い。

 

強いていうならば、天然成分由来のものの方が、化学合成などでつくられたものよりも体には良いと言われている。もちろん、僕自身がそれをあらゆるサプリメントで検証したわけではないので、確たることはいえないが、天然のものを由来として作られている方が、栄養を食事で摂る場合と同等のものになるといえる。

 

ドラッグストアに行けば、ビタミンやミネラルなどをはじめ、実に多様なサプリメントが売られている。ぜひ一度パッケージの裏などにある成分表を見てみてほしい。同じようなサプリでも、必要な栄養素の量はけっこうバラバラなのだ。

 

プロテインでも、たとえば「ウェイトアップ」用となっていても、決して「たんぱく質」の含有量が多いわけではないものもある。上で紹介した、僕がはじめて飲んだプロテインは「ウェイトアップ」用であったが、1食分(21g)あたりのたんぱく質量は4.0gだった。ちなみに、同シリーズの「ウェイトダウン」用のプロテインのたんぱく質は、同じく1食分(21g)でなんと16.8gなのだ。

 

僕は、体重を増やしたい、太りたいと思って筋トレと同時にプロテインを飲みはじめてみたのだが、「ウェイトアップ」という言葉をみて、「これしかない」と即買いしてしまった。何とも単純な行動を取ってしまったのだが、当時の僕はそれほど切羽詰まっていたというか、何が何でも太りたいと思っていたので、藁にもすがる思いだったことだけははっきりと覚えている。

 

とはいえ、決して安くはない買い物だ。「なんとかして・・・」という気持ちが強ければ強いほど、つい商品の上手な宣伝文句につられて、本来必要としているものとは違うものに手を伸ばしてしまうこともある。

 

これからプロテインやサプリメントを購入しようというあなたは、あるいは、すでに使用しているけど、何となく効果が感じられないというあなたは、いま一度目の前のプロテイン・サプリメントの成分をよく読み、何を補助的に摂り入れるべきか冷静に考えてみてほしい。

 

プロテインを使う前に試すべきサプリメント

ちなみに、とりあえず食事の量や質の改善はするとして、やっぱりサプリメントをすぐにでも導入したいと考えているあなたは、プロテインの前に、特に、ビタミン・ミネラルなどの使用を考えてみよう。酵素なども良いだろう。

 

というのも、やはり胃腸の働きや、体全体のバランスを整えることをより意識することが、トレーニングをして体を強く、大きくしていくためには不可欠だからだ。

 

今後、本格的に筋トレをやって筋肉量の増大を図っていくならば、いずれプロテイン等によってたんぱく質の補給を効果的に行うことになるだろう。その際に、胃腸が整っていなければ、プロテインを補充してもおなかを壊すだけだ。

 

だから、まずは体の調子を整える働きをする栄養素として、ビタミンやミネラル、酵素類は食事でも意識的に摂取したいし、必要であれば、プロテインよりも先に自分にあったサプリメントを選んでおくべきである。

 

 

■まとめ

■まずは食事の見直し (食事の量や回数)

■栄養(特に、たんぱく質・ビタミン・ミネラル類)が不足しているのを認識する (食事の質の見直し)

■食事だけで十分に栄養を摂取できない場合は、サプリメントを積極的に活用しよう。

■体重(筋肉量)維持+体重(筋肉量)増大のために必要な量のたんぱく質を食事で摂取しにくい場合などは、プロテインも積極的に導入しよう。

ただし、くり返しになるが、たいしたトレーニングもせずにプロテインだけ飲んでもあまり効果的ではない。プロテインは魔法の粉ではなく、単なる栄養補助食品と心得えよう。

さらに、サプリメントの使用を考えるのであれば、プロテインよりも前にビタミン、ミネラル、酵素など胃腸や体全体の調子を整える働きをする栄養素こそ積極的にとり入れよう!

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